断捨離、そして虚礼廃止

80才を超えた辺りからここ数年のおふくろの年中行事、お盆に始まり9月頃には忘れられる断捨離。ちなみに、断捨離とは、入ってくる不要なモノを断つ、身の回りの不要なモノを捨てる、モノへの執着から離れること。そうすることで、本当に必要なものを見つめ直そうとすること。

モノへの執着を捨て不要なモノを減らすというだけではなく、それにより、生活の質の向上、心の平穏などを得ようとする考え方。しかし、言うは易し、行うは難しのとおり、ここ数年で我が家のモノが減ってきているとの実感もなければ、我が家住人の心が穏やかになってきているとの実感もない。

個人でする断捨離とは違うが、なかなか進まないものに、会社など組織での虚礼廃止がある。虚礼廃止とは、うわべ、形だけで誠意を伴わない、心のこもっていない形式的な儀礼をやめましょうという動き。年賀状、お中元、お歳暮、冠婚葬祭、そして自由参加と言いながら参加しないと気まずくなってしまう職場全体の飲み会なども広義の虚礼に当たると思う。


すべてがいけないとは言わない。本当に必要な年賀状、お中元、お歳暮、冠婚葬祭もあるだろう。何が必要で、何が不要かは、一人ひとりの付き合い、人間関係の深浅によっても違ってくる。これも、一つの断捨離。あえて言えば、人間関係の棚卸しか。

私はおよそ25年位前、社内で先陣を切って、一律に年賀状、お中元、お歳暮をやめた。当時、これによる不利益を実感することはなかった。少なくとも、実損はなかったと思う。







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