ベスト8の壁 再び

2002年2度目のワールドカップ、日韓大会。主力メンバーは、中田英寿、宮本恒靖、松田直樹、森島寛晃、小野伸二、稲本潤一ら。グループリーグは、ベルギーに2-2の引き分け、ロシアに1-0、チュニジアに2-0で勝ち、2勝1分で決勝トーナメント進出を決めた。しかし、決勝トーナメント1回戦、トルコに0-1で敗れた。

2010年南アフリカ大会。急病でリタイヤしたオシム氏に代わって、岡田武史監督が指揮を執った。主力メンバーは、長谷部誠、遠藤保仁、本田圭介、長友佑都、大久保嘉人、田中マルクス闘莉王ら。グループリーグは、カメルーンに1-0、デンマークに3-1で勝ち、オランダに0-1で敗れ、2勝1敗で決勝トーナメント進出を決めた。しかし、決勝トーナメント1回戦、パラグアイに0-0で引き分けるも、PK戦で敗れた。

これが、過去2度のベスト8をかけた決勝トーナメントの戦い。そして3度目のベスト8をかけた戦いが、先日のロシア大会決勝トーナメント1回戦のベルギー戦。2点をリードしていても、全く安心できなかった。残り時間が長過ぎる。はたしてベルギーの逆襲を耐えきれるだろうか......と

本気になったベルギーには、十分過ぎる残り時間だった。ベルギーが1点を返した後は、ベルギーの凄味だけが目立った。これがBest8の底力か。決して、過去2回よりBest8に近づいた感は私にはなかった。ただ先日のポーランド戦での言われなき批判(?)を払拭するのに、十分なゲームではあったとは思う。
2失点後に高さのあるフェライニを入れてきたベルギーの攻撃に日本は耐えられなかった

日本サッカー界、サポーターの盛り上がりに水を差すつもりはさらさらないが、はたして今大会の日本代表は、過去2度よりベスト8に近づいたのだろうか。この答えは難しいが、今大会で過去からの上積みを感じた部分があったのは大収穫ではないか。それは、オフェンスのイマジネーション力。私は今大会の得点シーンに、偶然ではなく、必然を感じた。これは私だけではないと思う。















コメント